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マイケル君の話

マイケルが鹿児島の某私立高校に入学が決まった。
面接で「落ちた」だろうと思った高校である。
先日も電話口で「あ、母さんですか?ちょっとお待ちください」と言っていたのが聞こえてきたので「いい加減、母と言いなさい!」「あ、母が。あ、ははははが」。ほんとにもう

春休みに鹿児島入りする。個別に入学説明を受けて入寮の準備だ。小規模の進学校。融通の利く点でポイントの高い学校である。海外に住み続ける家族にとってはありがたい。

マイケル、3月3日に台北日本人学校を卒業をして4月7日の高校入学式まで暇である。でも暇にさせてたまるもんか。「マイケル~♪お皿洗ってくれる?」「ほ~い」「皿洗いってね、頭使うのよ。水の温度、洗剤の量、皿の油のつき具合とか色々考えながら洗うものでしょ?暇でしょ?毎日お願いね♪」シャカシャカシャカシャカ。聞いてない。

そう、マイケルはスケートによく行くようになった。先日「母さん、滑れるようになった!」と嬉しそうに言った。「そう、よかったね」「土曜日は女子も誘っていくんだってさ♪」「それまでに滑れるようになってよかったじゃん」「うん。まぁね」。

15年前、マイケルは鹿児島で生まれた。大きな赤ちゃんだった。幼児の時は一人遊びしかしない子だった。人との関わりが苦手で公園で遊ばせても一人で砂遊び。マイケルに興味を持った子が近づくとマイケルは場所を移動し、葉っぱと遊ぶ。小学校に入ると友達がなかなかできなかった。当然のようにいじめられっ子になった。中学生になって人と関わっていかないといけないことを学んだ。でも不器用だった。そんなマイケルの家にも友達が来るようになった。私は嬉しくてミルクティを入れる。

マイケルを育てるのは大変だったのかもしれない。よくイライラしては口答えのできないマイケルを怒鳴ったものだ。その度に自己嫌悪に陥っては泣いた。そして今、なぜ神様はマイケルを私に授けてくださったのかわかってきたような気がする。私がマイケルに育てられなければならなかったのだ。

「タカギん家にいってきま~す」「は~い」。今、友達の家にでかけて行ったマイケル君の話でした。

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シャー

Author:シャー
<登場人物>
旦那 シンガポール単身赴任中
長男 24歳 フリーター
長女 22歳 大学4年生
次女 19歳 大学1年生 
コリン(ちわわ)9歳

私  昭和の帰国子女51歳。英会話スクールのホームインストラクター。雑居ビルの激狭1Rで開講中。初の事業主人生。

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